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リバティプリント柄の上下

リバティプリントは細かいパターンが多く、柄を見るだけでは上下の判別がつかない事があります。画像のCimarron(シマロン）も難しい柄ですね。

minne(ミンネ）やcreema(クリーマ）などでハンドメイド作品を見るとわかりますが、同じ生地でも生地の方向は結構様々です。

私自身はリバティは細かいパターンが多いので自由に好きな方向で使えば良いと思っています。

しかし、やはりどちらか知りたい！という方は多いのではないでしょうか。全てに共通する判別方法はありませんが、参考になる方法をご紹介します。

上下の判別方法

「LIBERTY」の文字列を、最初の「L」を上に縦並びにします。

正しい向きの判別方法として有名なものが、↑画像のようにロゴを縦に左端に置く方法です。

①生地の端に書かれている「LIBERTY」を探す　→②「LIBERTY」の文字列が左側に縦になるように置く

Cimarronは画像の置き方が正しい向きという事になります。

結構使える方法なので悩んだら試してみて欲しいです。

しかし、厄介なことにこの方法は絶対ではないので、裁断をする前に一度ご自身で確認をお願いいたします。

絶対ルールはない

ロゴを縦にするやり方が通用しな場合も・・

問題の生地がこちら。Nancy Ann（ナンシー・アン）ですが、ロゴを先ほど紹介した判別方法通りに置くと画像の様になります。

どう見ても逆ですよね。ピンクのお花が明らかに逆さになっています。もしやミスプリ？と思いましたが答えがリバティのムック本に書かれていました。

長年リバティを見て来ましたがこんなの始めて！深く考えず裁断してしまいました。

リバティのムック本に答えがあった

家にあるリバティ関連の本を端からチェックしてみたら、宝島社のムック本「LIBERTY　PRINT ～2011Spring＆Summer～」で上下の確認方法に関する記事を発見！

“「LIBRERTY」の「L」が上に来るように向けると正しい向きになります。”と書かれていていますが、その後に但し書きで「一部の生地は異なる場合があります」と！！

ガーン書いてあった。１枚逆さに裁断していしまいました。

あきらかに分かる物を除き、母は長年このルールやってきてましたが今まで問題なかったそうです。でもこの様な生地も稀にある様です。あえて逆さに使ったり、ご自身で良いと思う向きで使うこともありますが、上下を気にされる場合はお気をつけ下さい。

本家HPで確認する

このリバティ(Irma)は国産ですがロゴがありません・・

英国産はロゴがない

当店は国内で仕入れる国産リバティとイギリスから輸入する英国産リバティを使用していますが、なんと英国製リバティにはロゴがありません。

そして国産にもロゴが無いバージョンがあります。画像のIrmaも国産ですがロゴなしです。

本家HPの検索方法

ロゴなしは自分で考えてわからなければ、本家HPで調べます。当たり前ですがこれが一番確実な方法です。本家リバティロンドンのHPでは最新の生地と定番が出てくる傾向があります。

検索方法は「liberty london 生地名」で検索すると本家HPが出てきやすいです。例えばいちご泥棒だと「liberty london strawberry thief」で検索です。

いちご泥棒ですと「Strawberry Thief Tana Lawn™ Cotton」のページが出てくると思います。このページは本家LIBERTY LONDONなので間違いないです。しかし、全ての生地が検索して出てくる訳ではありません。定番や最新の生地は出てくるのですが、上下がわからない様な生地はなかなか難しいのが現実です。そして生地の名前が分からないとこの方法は使えないので、やはり最後はご自身で考えるしかないです。