【京都】お土産にも最適お寺のお香

京都のお寺の香

お寺っていい匂いがしませんか?私は年に1度は京都に行くのですが、最近はお寺でお香を買うことにハマっています。

お香はお寺の売店で販売しており、ネットで買えるところもあれば行かなければ手に入れることができないものもあります。一つのお寺に複類のお香があり値段は様々ですが、私は500〜1000円のものを購入しています。

お香の元となる香りは、白檀(びゃくだん=サンダルウッド)・沈香(じんこう)・伽羅(きゃら)の3種類があります。

白檀とはサンダルウッドのことですが、これは伐採し寝かせることで香木となります。沈香はジンチョウゲ科の木がなんらかのストレスにより香りを放つ様になったものです。伽羅は高級な沈香で、作られるのに時間がかかるためとても高価なお香です。彼の蘭奢待(らんじゃたい)は伽羅だそうです。

お寺のお香は様々なメーカーが作っているらしいですが、私が持っているものはたまたまですが全て松栄堂のお香でしかも白檀ばかりです。なんとなく好きな匂いの物を買っていたら似たようなものばかりになってしまった感じです。しかし、ベースが同じ白檀といっても全然違います。

お土産にも最適なので、お寺にいったらぜひ香りをチェックしてみて欲しいです。

【清水寺】御香

音羽山清水寺のお香「御香」。

松栄堂。多分、白檀。懐かしい香りがします。

言わずと知れた京都の観光名所。そして平安遷都以前からある古いお寺です。

2008年から始まった大改修、2017年には本堂の葺替えられ2021年春に終了。久しぶりの清水寺でした。

清水の舞台の手前、大黒天のすぐ横に売店がありそこで購入できます。

お香は渋い緑色。御香とあるだけで名称は不明です。

お寺のお香はネットショップで高額転売されることが多いのですが、何故か清水寺のお香は出てきませんでした。

【銀閣寺】東山

慈照寺(銀閣寺)のお香「東山」。

松栄堂。緑色のお線香で、白檀の甘い香りですが少し酸味のあるような香りもします。おしゃれな香りです。出口近くの売店で購入できます。

恐らくお寺のお香の中で有名なお香。お店でルームフレグランスとして使用している所もあります。

東山に位置する慈照寺。8代足利将軍である義政が息子・義尚に将軍職を譲った後に造営し、義政の死後に禅寺へ変わり慈照寺となりました。銀閣寺と呼ばれる様になったのは江戸時代以降だそうです。

我が庵は月待山の麓にて かたぶく空の影をしぞ思ふ (義政)

月待山は銀閣寺の後にある山ですが、義政は庭園を眺めながらこの歌を詠ったのでしょうか。

心が落ち着く香りです。

金閣寺でもお香を物色しましたが、好みのものがなく購入しませんでした。金閣寺にもお香は複数ありますが、中でもスパイシーな香りのものがありそれが印象的でした。豪華で個性のはっきりとした金閣寺と、落ち着いた雰囲気の洗練された魅了を持つ銀閣寺。両寺はよく対比されますが、お香においても言える様に思いました。

【東寺】風信香

松栄堂の茶色のお線香で、白檀の甘いふわっとした香り。沢山入っています。入り口付近の売店で購入できます。確か500円。

一番のお気に入りでよく炊きます。

弘法大師(空海)が最澄に宛てた手紙の中でお香の贈り物を受け取った旨が書かれており、その書簡が「風信帖」と呼ばれることから名付けられたお香だそうです。

最澄が送ったお香はどの様な香りだったのでしょうか。

五重塔が新幹線から見える真言宗のお寺、東寺またの名は教王護国寺。創建は延暦15年(796年)。

平安京遷都を行った桓武天皇は、元からあった寺はともかく京内に新しい寺を建造することを禁じたため寺は東寺と西寺のみでした。

東寺はその平安京の入り口にあり、シンボル的存在であった寺院です。

現在の私たちは京都と言えば東寺の五重塔をイメージされる方が多いと思いますが、五重塔は平安京遷都からしばらく経った9世紀末に完成したそうです。平安京の前期は五重塔はありませんでしたが、東寺と西寺が京のシンボルであり、朝廷の権威の象徴でもあったようです。

現在もなお京都と言えば東寺(五重塔)というイメージがあるのはなんだか凄いことですね。

ちなみに、今の京都市内も縦長の長方形で京都駅を下辺中央に据えて考えられますが、平安京は西寺と東寺を下辺中央としていました。つまり、東寺が左京(地図の右側)に来るように少し西よりにずらすと平安京になるということでですね。

【松栄堂】誰が袖

匂い袋「誰が袖 うつ蝉香」。

甘い香りです。バッグに入れようと買いましたが、香りが強めだったのでクローゼットに置いています。

寺のお土産屋さんをはじめ色々な所で販売されています。表参道の根津美術館のミュージアムショップにもありました。

松栄堂のオンラインショップでも購入できます。アマゾンや楽天にもあります。

これは空蝉ですが、末摘花バージョンもあります。どちらも源氏物語に出てくる女性ですね。

植物の末摘花は紅花の古名ですが、源氏物語の登場人物である末摘花は光源氏が鼻の赤い女性に対して付けたあだ名です。性格も垢抜けず、いまいちだと判断されるものの光源氏の妻の一人として最後まで残る女性です。美女が多い中で特殊な存在であり、しかもそれなりにハッピーエンドになる珍しいケースです。

匂い袋の末摘花には紅花が入っているそうです。次はこちらを買いたいと思っています。

お土産にも

京都限定というか、むしろその寺限定な物が多く値段も500円〜1000円で買えるので土産にも最適です。

駅や市内にもお香屋さんが沢山ありますが、そこで買うのも良いですが、観光したついでに寺院で買うのをお勧めします。パッケージは渋いですが、お寺をイメージする香りが土産話ならぬ土産香として相手に旅の一部をお裾分けできるのではないでしょうか。

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