【東京都美術館】コート―ルド美術館展~魅惑の印象派~

|東京都美術館「コート―ルド美術館展」

「フォリー=ベェルジェ―ルのバー」マネ(1882年)

上野の東京都美術館で開催中の「コート―ルド美術館展~魅惑の印象派~」を観てきました。

マネ、ルノワール、セザンヌ等の滅多に貸し出される事のない代表作たちがコート―ルド美術館の改修工事を機に来日。展示数も多く見ごたえのある展覧会でした。

|コートールド美術館とは

「ウジェーヌ・ブータン」ドーヴィル(1893)

実業家サミュエル・コート―ルドが収集したコレクションを基に1932年に設立された美術館。ロンドンにあります。美術館としてだけでなく、美術史の研究機関としても有名で今回の美術展ではその面についても焦点が当てられています。

サミュエル・コート―ルド(1876-1947)はレーヨンで大成功した実業家で、妻の影響で美術品に興味を持ち収集を始めたとか。収集期間はわずか十年あまりですがマネ、ルノワールなど有名画家の有名作品が沢山あり、先見の明と運があったような感じがします。祖先は迫害から逃れてイギリスに移住したフランス人だそうです。

リバティ社の創業者アーサー・ラセンヴィ・リバティ(1843-1917)やウィリアム・モリス(1834-1896)と近い時代の方ですね。リバティやモリスより数十年あとに生まれていますが、近い時代に同じロンドンで活躍した人物です。

|名画を読み解く

「アンティーブ」クロード・モネ(1888年)

トップ画の「フォリー=ベェルジェ―ルのバー」は、女性の後ろが鏡になっていますが女性の前に立っているハズの男性がいない。西洋画に限らず絵画はよく見るとあれ?という所や、配置されている小物に意味があったり知っていると更に観賞を楽しむことが出来る豆知識がありますよね。

そんな観賞ポイントの解説が要所要所にあり、詳しくなくても見るポイントの参考になり一歩進んだ観賞をしたような気になります。

|ファッション誌みたい

「桟敷席」ルノワール(1874年)

お金持ち用の特別ボックス席「桟敷席」に座る女性と、舞台とは別の方を見ている男性の絵。

白黒ストライプのドレスは同時の流行のデザインだそうです。可愛いですね。桟敷席の客は見られる対象でもあり、女性達はめいっぱいオシャレをして観られる事を意識して座っていたという。

当時の桟敷席の女性の絵が他にも展示してあり、当時のファッション紙のようでした。

|アクセス

「コート―ルド美術館展」2019.9.10~12.15

東京都美術館:東京都台東区上野公園8-36

JR上野公園口を出てまっすぐ進み、上野動物園入り口の右にある建物です。

あと数日で終了です!

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