【江戸東京博物館】鍛える、学ぶ、一杯やる~士サムライ~

美術館巡りが好きなので、東京のいろいろな美術館に行きます。今回は江戸東京は江戸東京博物館で開催中の「士サムライー天下太平を支えた人々ー」を見て来ました。サムライ好きでなくても、江戸時代が好きな方には超おススメ!あと2週間弱で終了ですので気になる方はお早めに。

|サムライとは

サムライを表す言葉は「侍」「士」「武士(ブシ・モノノフ)」と様々で、どれも同じような気がしますが実はそれぞれ意味があります。サムライとは何か、どの様な生活を送りどの様な存在だったのか、沢山の展示を通して知り、感じ得る事ができます。そしてサムライに付随し江戸時代の資料が沢山展示されているので、江戸時代好きにはたまらない展示会です。私は江戸大好きです(^-^)

大岡越前、遠山の金さん、勝海舟など有名人の資料も多数ありました。NHKで放送していた勝海舟のお父さんのドラマ「小吉の女房」の脚本の元となった本人の日記「夢狂独言」も展示されていました。とても人間味あふれる文章でした。

トップ画像は「久留米藩士江戸勤番長屋絵巻」の高原乙次郎の部屋にて暴飲の図です。流行りの素朴絵ですね。江戸勤めをし、やっと久留米へ帰国できると思ったら延長を言い渡されやけ酒していると言う図です。物に当たる人や、脱ぐ人、ひたすら飲む人、奇行に走る人。今とあまり変わりませんね。

|半ドンの大砲

明治~昭和にかけて全国各地で正午に空砲を打ち時を知らせていましたが、これは皇居から打ち上げていた大砲。東京の人たちにお昼を告げる大砲ですね。幕末にペリーが来航したのをきっかけに国防が強化され、江戸湾を守るために台場が築かれましたがこれは品川台場に設置されていた大砲と同じ種類だそうです。二十四ポンドカノン。戦いの為に作られた武器が時計的な役割を担い、長い間東京の人たちから愛される存在になるとは不思議な運命をもった大砲ですね。

半ドンとは半日で仕事などが終わり午後休を意味しますが、その由来となったのが正午を知らせる午砲だそうです。(所説あります)

|写真や資料が充実

今は無き半蔵門。

明治初頭に撮影された江戸城の写真や、文久遣欧使節団(メンバーに諭吉も)、江戸の街並みなど沢山の写真が飾られていました。微笑んでいる人や穏やかな顔の人が結構いたのが意外でした。ちょっと親近感が湧きます。

刀や羽織り、煙管などの展示は勿論ですが、紙ベースの資料が沢山あったのが特徴的でした。とにかく盛沢山で見ごたえ満点。

|見終わったら喫茶「桜寮」

江戸東京博物館には1階「カフェ三笠」、7階「桜寮」と2カ所あります。「桜寮」は江戸城天守閣と同じ高さだそうで、窓際の席に座ると↑のような眺めが広がっています。目の前に国技館、その向こうに墨田川が見えます。開催中の展示会とのコラボメニューもありました。

1階の「カフェ三笠」は銀座・三笠会館のカフェです。プリンが美味しい。カフェ三笠より桜寮の方が比較的空いている気がします。

|アクセス

住所:東京都墨田区横網1-4-1

JR総武線「両国」駅西口下車(徒歩約3分)・都営地下大江戸線「両国」駅A4出口(徒歩約1分)

写真、古文書など資料が豊富でとても見ごたえがあり、そして江戸時代好きにはたまらない内容でした。11月4日(火)で終了なのであと2週間弱で終了です!図録も素晴らしいです。

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