【慶應通信】入試の願書、志望理由の書き方

慶應通信への出願

慶應通信は春秋と年2回入学時期があります。

数年前、私の時は願書を取り寄せ、手書きで書いたものを郵送で送っていました。今も郵送で出願もできるそうですが、ネットで出願できるようで便利になりました。(出願はネットでできますが、必要書類は郵送で送る必要があります。)

私は必要書類である前の大学の卒業&成績証明(学士入学の必要書類)を取り寄せる際に、卒業時から名字が変わっていたのでその変更をしなければならず、予定より時間を要しました。出願の準備は余裕を持って始めることをオススメします。

また、願書の作文に書評があるので、出願までに時間があるようでしたら、関連分野の本を読んでおくとよいと思います。私は読んだ本を覚えていられないのでブクログというアプリに記録しています。

入学前に読んでおいた本の中から書評の本を選び、またレポート作成時の参考文としても役に経っています。

出願から合格通知の到着までの日程(私の場合)

出願の時期は下記の年2回。

・春(4月入学)は2月上旬から〜3月上旬

・秋(10月入学)は8月上旬から〜9月上旬

願書と共に必要な必要書類、これは普通課程・特別過程・学士など人により異なりますがいろいろ必要です。(詳しくはこちら公式をどうぞ。)

【学士春入学の私の場合】

1月 年明けに必要書類を集め始める(色々あって1カ月弱かかった)

2月 作文を書きはじめ(1週間くらいかけて書いた)、2月中旬に出願

3月 4週目の週末に合格通知が届く(合格通知の日時は3月26日※2021年)

【必要書類の注意点が2つ(学士ver.)】

・学士の人は前の大学卒業から名字が変わっていないか?

・戸籍抄本は本籍地が発行

私は75期春に学士入学しました。前大学の書類を用意するにあたり卒業時と名字が変わっていたため、まず大学で名字変更をしなければなりませんでした。また戸籍抄本は近くの役所で発行できると思っていたら、本籍地に郵送での依頼をしなければならず、いろいろ面倒すぎて心が折れそうになりました。

結局、必要書類を集めるのに1カ月弱かかりました。早めの準備をオススメします。

願書に書く作文は3つ

出願時に志望理由として以下3つの作文を提出します。

①志望する学部・類で何を学びたいのか(720字以内)

②学びたい学問領域から本を1冊選び書評(720字以内)

③なぜ通信過程を選んだのか(150字以内)

3つの作文を通し慶應でなければならない理由を伝えていくイメージで書きました。通学でなく通信を選んだ理由は③で述べます。

勉強をしていたら足りないことに気づいた、自分にはこんな学びが必要でこんな勉強をしたい(①)。慶應の史学部の先生の本から感銘を受けた(②)。慶應で学びたいが通学する時間はないので通信にした。しかし独学はむているので問題ないです(③)。

私の時はネット出願がなかったので、手書きで修正テープまみれになったのを提出したのを覚えています。手書きの方から、修正テープはアリかと悩む声を聞きますが全く問題ないと思います。レポートもネットで提出できる科目がありますが、やはり手書き派も一定数いますね。

書き方のポイント

全体として統一した考えを持って書くのが良いと思います。

良いこと言っているかどうかよりも、きちんと論じられているかが大事なのではないのでしょうか。

私の志望理由は大風呂敷を広げすぎて今読み返すと恥ずかしい文章ですが、入学後に願書の内容を言及されるこはないと思うので、自由に書いてしまいましょう。(読み直したら大学のシステムを理解していないのがバレバレな文章で、ひやっとしました。)

作文の課題は、通信に入るとレポートをひたすら作成していくのことになるので、それができるかを見ているのではないかと勝手に推測しています。

①志望する学部・類で何を学びたいのか(720字以内)

「大学で何を学ぼうとしているのか、①過去の学習経験、②将来の展望、に触れながら、志望した学部(類)に関連させて述べなさい(720文字以内)」

【私の文章構成】

1.私は○学部○類でこんなことを学びたい。

2.こんなことを勉強してきた(している)(300字くらい)

3.そしたら足りないことに気づいた(130字くらい)

4.慶應通で勉強することで理想の自分を目指したい(足りないものを補うために志望した)(220字くらい)

②学びたい学問領域から本を1冊選び書評(720字以内)

「自分の学びたい学問領域にかかわる書籍を一冊選び、概要をまとめた上で、自身の視点から論評しなさい。(720文字以内)」

【私の文章構成】

1.本書はこんな本である(簡単に。60字くらい)

2.こんなことが書いてある(ちょっと詳しく紹介。140字くらい)

3.私はこのことが気になった(一部をピックアップ。300字くらい)

4.本書はこんな影響を与えただろう(本の評価など。200字くらい)

本は①の志望動機と関連付けてチョイスしました。しかも慶應史学部の先生の本。どんな本でも合格になり得ると思いますが、出願準備が面倒すぎて落ちたら二度とチャレンジすることはないと思い、念には念をと思い作成しました。

③なぜ通信過程を選んだのか(150字以内)

「なぜ、慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのかを述べなさい。(150字以内)」

なぜ慶應なのか、また通学過程でなく通信を選んだのはなぜ?ということでしょうか。

なぜ慶應でなければならないのかは、3つ作文全体をとして伝えるイメージで書きました。

通信を選んだ理由は、例えば、子どもが小さくて通えない、仕事が忙してく通学は無理、みたいな物理的な理由を挙げると良いのではないでしょうか。私はそこに独学が性格的に向いている旨もプラスしました。

必要書類は早めの準備、志望動機は一貫性

必要書類の戸籍抄本は本籍地に発行してもらわなければならないので、郵送サービスを利用しても時間がかかるので要注意です。学士は名字が変わっている場合も手続きが増える可能性があるので、早めの準備をオススメします。私は早めにと思い、1カ月前に動き出したら意外とギリギリでした。

志望動機は、作文3点を使って慶應通信でなければならない事を伝えるイメージで作成しました。私の経験からは主張内容がどうであれ、文章の一貫性が求められると感じました。

 

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